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長い一日その2

さほどの雨にもならず、目白の会場に到着、花房葉子さんの展覧会を観て、ブックトークに参加。
ブックトーク会場には、小林敏也さん、自然食通信社の横山シャチョー(葉っぱさん=花房葉子さんにならってこう呼ばせていただきます。)、そして、私たちがこの会にお誘いした齋藤次郎さんもいらしていて懐かしい顔が嬉しい。
終了後は次郎さん、T、k.さんと三々五々目白駅に向かって歩きました。唯一目白駅からやってきたk.さんに「来た道を教えてね。」と言いつつ…。ところが、なんだか裏道を歩いてる。ま、方向は間違いないし、とそのまま裏通りを進んでいくと、何だか見覚えのあるポスターが貼ってある店が…。と、思ったと同時にk.さんの高揚した声が、「古道具坂田よ」と告げるのです。私にとって坂田さんは、イギリスのスリップウェアをたくさん持ってきて売っていた人。http://www.slipware.jp/work4.htm後にかつて日常使いされていたスリップウェアの美に行き会った時には、遅かった!と臍をかんだものです。そして昨年3月には、企画展、常設展の展示替えがあるごとに伺っていた、ぎゃるり百草http://www.momogusa.com/temp/temp0803sakata.htmlで「古道具坂田展」が催されました。当然足を運びました。

余談ですが、時間の折り合いがつかず行けなかったこの時のシンポジウムのパネラーのおひとり、土田真紀さんの論文をまとめた著書『さまよえる工藝』は折につけ開いてはその蘊蓄に耳を傾けることを愉しみにしていた本でしたが、つい先日、ぎゃるり百草の安藤明子さんが「たまにいらしても、なかなか、多治見市内を案内する機会もなかったのですけれど、今日は時間がとれましたので…」と店(BookGalleryトムの庭という書店です。)に立ち寄って下さいました。「かつて三重県立美術館の学芸員をされていて、民藝がご専門」と明子さんがTに紹介しているのを聞いて、よもや、まさか、と思いましたが、ご本人でした。

「古道具坂田」を目の前にして見て帰らない、なんて考えられない。Tはともかくとして、次郎さんも雨の中待たせてしまうことになるのに不謹慎にも「5分だけ待っていてください」と店内の人となるk.さんと私。

坂田さんは、芸術新潮2009年4月号P25の通りにお店の奥、畳の部屋に静かに座っていらっしゃいました。そのページの写真の説明はこんなふう。
「古道具坂田は東京の目白にある。1973年の開業以来、店構えはかわらない。扱う物は日本、韓国、中国、ヨーロッパ、アフリカ、南米まで幅広い。坂田さんは1945年生まれ」

そして後でお酒を飲みながら話していたら、「5分どころじゃない20分は待たされた」とお二人はおっしゃるのです。最早藪の中の話、そうだったかもしれません。
めでたくも私にも手がでた、鉄鍋の取っ手(囲炉裏にかける時に使うものかしら)を今回唯一の自分のためのお土産に買い求めてきました。
この取っ手、オーストラリアのNATIONAL GALLERYでつくられた額装ポスター(アボリジニのNARRITJIN MAYMURUの作品)の横の壁面に馴染んで、いい感じです。k.さんが目ざとく見つけた小さな小さな地球儀(大陸名が右から左に読むように書かれているので坂田さんは「そんなに古くない」とおっしゃていましたけれど、それなりに年季は入っているものでしょう)も素敵でしたよ。

長い一日の締めくくりは、「萱」。神田神保町にある居酒屋さんです。一度連れていっていただいて以来出てくるどの一品も美味しく、また、お店の方といらっしゃる方々の醸し出す空気が何とも言えず、穏やかで居心地がよかったことが忘れられませんでした。その時にいただいた、トマトとモッツアレラチーズが余りに美味しかったので、同じようにしてみるのですが、ただ、スライスして重ねてあったように見えたその味が未だ再現できないのです。この日も、出るお皿、出るお皿どれも美味しかった。茄子のエスニック風味など、かなりの辛さなのだけれど、ただ辛いだけではない後を引く美味しさでした。お通しにゆでそらマメと竹輪の天麩羅。ゆで豚も作り方を習いたいくらい。だったん、でしたっけ。大吟醸のお酒もフルーティー、だけに留まらない味わいがありました。ちなみにこのお店、味と、材料の来歴にうるさい自然食通信社の横山シャチョーお墨付き、御用達。

かなり頻繁に顔を出しているのが、フリーの編集者の平野勝敏さん。この日はかなり遅れての登場でしたが、次郎さんとJAZZの話、盛り上がっていました。ごめんなさい。ほとんどチンプンカンプンでしたので、耳を傾けつつ、平野さんがいらっしゃる前の次郎さんとのお話をふりかえって、とても贅沢な時を過ごしているなぁ、と感慨にふけっていました。
多治見でお話を伺う機会があった時にも感じたことですが、ある命題があると、何十年にもわたって、折に触れ機会があるごとに、そのことを考え続け、裏付けになる事柄を調べ続けていらっしゃる。考え続けるということは、知識が蓄積していくだけではない飛躍や、発想の獲得にも繋がるとても大切なことだと身をもって教えてくださっている、と思えるのです。
この日お話くださった構想は、じき、「子どもプラスミニ」の付録「手書きblog」に書いてくださるそうです。そしてJAZZ講座、12のレシピ(2時間から3時間CDを聴きつつお話をするためのリストが12種類あるのですって。)もたのしみに待っています。

次郎さんと6月には、再会できそうです。その時には「ケストナーの教え」についてお話してくださるそうです。


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