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「約束 ラ・プロミッセ」

1999年 フランス 原題:LE MONDE DE MARTY
yakusoku.jpg

マーティ(ジョナサン・ドゥマルジェ)は10歳。小児癌に冒され小児病棟に入院しているが、ひとときもじっとしていることがない。まぁ、次から次によく思いつくもんだ、というくらいに病棟のあちらこちらに出没しては、いたずら、の領域を超えた悪さをして歩く。
高齢者病棟でも、患者が部屋から出て行くのを見計らって、部屋を物色。もうやりたい放題。
そんな折、新たなターゲットとなったのがベラン(ミシェル・セロー)という老人。脳梗塞で倒れて長期入院をしている。口もきけない、手足も思うように動かせないベランをあたかもアルツハイマー患者のように扱う医者や職員たち。
映画を観ている私たちはベランが、自分への対処に、他の患者とのやりとりに、頭の中で独白しているのをベランの声で聴くしくみになっている。
ベランはマーティに対してもはじめは毒づきっぱなし。マーティはマーティで身動きできないベランにやりたい放題のいたずらを繰り返すのだけれど、そこにある写真や老人の友人との電話で、ベランの生きてきた証を垣間見たりするうちに、老人が内にたくさんの思いを持っていることに思い至る。
じきにマーティは表情と言えば目の動きだけのベランと、その動きでウィ、ノンの意思表示を読み取りふたりだけの会話をかわすようになる。 

患者たちのサッカーの試合にベランを連れ出しゴール・キーパーをやらせたり、入院患者たち+マーティー+ベランとその妻の集合写真の撮影に職員を巻き込んだり、マーティはこれまで奸計に使うのみだったよく回転する頭を、ベランを思って使うようになっていく。

ラスト近くでクリスマスの街にベランを連れ出すマーティ。そこで待っていたものは…。

寄り添う気持を持って人と向き合う時に生まれる愛と、それを形にしていくことでさらに豊かに満ちてくる人を慈しむ気持が、いかに重しとなっているあれこれをはねのけて生きていく糧となっていくのかを静かに伝えてくれる映画でした。

またまた、教えてくださったしげちゃんに感謝!
しげちゃんさん推薦映画特集、次回に続きます。
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